内外をゆるく区分する「舞台」
兵庫県加古川市郊外での美容室新装計画。
間口が広いテナントにおいて、本プロジェクトにおいては「プライベート感の演出」と「視線の抜け感」の両立が求められた。
一見相反する2つの条件であるが、段差・床のレベル差や幕状のものを取り入れることで外部と内部をゆるく区分し、プライベート感と視線の抜け感を両立できると考えた。
セット面は床を三段上げることで「舞台」のように演出することとした。外部とレベル差をつけることで、お客さまにセット面へ向かう期待感をもたせる。 また、その途中に金属メッシュ製の幕を吊り下げることで、程よい透過感と距離感を持たせることができる。
スケルトンな空間に対し、最小限の操作でありながらも外と内の関係性について一つのあり方が提案できたように思う。
サロン情報
- サロン名
- toiro
- 所在地
- 兵庫県加古川市
- 業種
- 美容
- テイスト
- スタイリッシュ/モダン
- 床面積
- 16.3坪
- 工事種別
- 新規
設計施工
使用機器
-
多機能チェア
LUAR アイボリー(ES9)
-
YUMEシャンプー
YUME SWING
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